田内 & NAOTO の
四国パラダイス
「つりどうぐ一休 寝屋川店 店長 田内」
と
「高知県在住 パラダイス案内人 NAOTO」
でお送りする四国パラダイス!
前日の釣行でゴムボートがバースト…
2日目に何とか釣りは出来ないかと考えて…
レンタルボートにて早明浦ダム釣行を決心!
早明浦ダムは高知県の中でも一二を争うメジャーフィールド。
1本のメインとなる筋に複数の流入河川からなる細長いダムです。
四国の水瓶と呼ばれ、主に高知県を除く3県に水を供給しております。
また、渇水時には貯水率が0%となりニュースなどでも流れる事があります。
そんな早明浦ダムの、釣行時の貯水率は67%ほど。
雨が降らなければドンドン下がっていきます…。
このダムで釣りをする場合、湖面利用券が必要になります。
最寄りのコンビニ(ローソン)で購入できるとの事。
コンビニへ向かうと…オープンは朝6時…。
24時間営業では無いのでご注意ください。
また、レンタルボート艇で釣りをする場合と、
マイボートで釣りをする場合があるかと思いますが…
マイボートの場合、船の登録が事前に必要だったり
その他デッドスローエリアや利用時間など
細かな決まりがあったりします。
早明浦ダムの利用に関しましては、
こちらのホームページでご確認下さい。
(http://www.water.go.jp/yoshino/ikeda/sameura/same_index.htm)
レンタルボート屋さんより説明を受けた後、
朝6時半より出船です!
2017年7月25日(火)
ポイント:早明浦ダム
天気:くもり
水温:28.0℃~28.5℃
使用ルアー:田内→ウォブルシャッド3インチ(ダウンショットリグ) NAOTO→ロブスター3インチ(フリーリグ)
●AM6:30~AM9:00
早明浦ダムは約5年ぶりの釣行…
殆んど初めてに近い状況の為に手探りで釣りを開始します。
思っていたより水温は高い様子。
スロープからしばらくの区間はデッドスローエリアの為、
釣りをしながらエレキで移動します。
まず、今回の早明浦ダム…
非常に水がキレイです。
水深8mを超えるエリアでもボトムが見えています。
シャローにバスの姿は見えません。
しばらく釣りをしますが、デッドスローエリア内での反応は無し。
デッドスローエリアを抜けた後、エンジンで移動します。
続いてのポイントは上吉野川橋の左岸側です。
ジョインテッドクロー178をキャストするとバスのチェイスがありますが、
バイトには至りません。
ここは他と違い数匹のバスが確認出来ます。
しかし水がクリアな為、バスからもコチラが見えており
警戒心が高いです。
ただ、逃げる素振りはなく船の周りをウロウロしています。
流石に食わせる事は困難かと思いましたが、
バスの目線、数m先にウォブルシャッド3インチのダウンショットリグをキャスト!
すると、ゆっくりと近づいて行き…
「パクッ」
まさかのバイトです!
吸い込む瞬間も丸見え…しっかり合わせると
思ったよりもズッシリとした重量感!
40cm届かないサイズに見えていましたが…
測ってみると45cmの良いサイズでした!
1匹釣り上げた事により他の魚が見えなくなったので移動します。
ここから、パターンが掴めない苦しい時間が始まります。
続いては下川橋より上流の流入河川へ。
スイムベイトで流していきます。
すると時折、チェイスが見られます。
朝一の45cmもシャッドテールワームで釣っており、
スイムベイトの反応も良好…
流れ込みではフッキングミスをしたものの、
スイムベイトへ2回3回と追い食いする姿も見られました。
と言う事で、横の動きに反応が良く、尚且つ中層に魚が居ると判断。
ただ、ボトム系ルアーをあまり使用していなかったので、そちらも試す事に。
NAOTOは中層~ボトムを狙えるフリーリグを使用。
僕はウォブルシャッドのダウンショットリグを選択します。
するとNAOTOに…
ワームは「フレーク ロブスター3インチ」
そして更に…
連続ヒットです。
ボトム系でも反応が出ます。
更に試して行くと…
続いては僕にヒット!
ふと思いついた、ダウンショットの中層タダ巻きにて。
これによって中層への可能性を再確認したNAOTOが
「ケイテック スイングインパクト3インチ」ジグヘッドリグに変更。
そして僕にビッグフィッシュの影が…
岸際で動いた大きな魚体。
その時、僕はよそ見をしておりバイトには気付いていません。
そして後に魚に気づき、サイトで狙おうとルアーの回収を試みます。
するとラインがその魚影の口に向かっています!
食っていると気づいた時には魚が立木へと向かっている最中。
すかさずフッキングし、一気に浮かせようとしますが、
全く浮かせる事が出来ません。
「デカイ…」
その言葉の直後に、案の定立木に巻かれます。
まだ魚はついていると信じて真上に移動しテンションを張った瞬間…
一気に走られ根ズレでラインブレイク…。
よそ見は厳禁、学びました。
きっと次回からもよそ見はしますが…。
気を取り直して、アベレージサイズを追加!
早明浦ダムは30cm~40cmの魚が多く、
釣りとしては非常に楽しいです!
そしてこの魚の後、一気にバックウォーターへ移動します。
2017年7月25日(火)
ポイント:早明浦ダム
天気:くもり
水温:28.5℃~29.0℃
使用ルアー:田内→HU-300 & バクラトスイマー NAOTO→スイングインパクト3インチ(ジグヘッドリグ)
●AM9:00~12:00
一気に本流筋のバックウォーターへ移動します。
しかし、流入量が少なくあまり良い雰囲気は感じません。
1時間、2時間と反応の無い時間が流れていきます。
気温が上がるに釣れて魚のレンジが下がったのではないか?
と言う事で岬周りの少し深めのボトムを狙います。
するとバイト!
しかしジャンプでバラしてしまいます…。
「レンジが下がったかも」
そんな話をした直後に、
浅いレンジで釣るNAOTO…。
さっきの話はなんだったのか…。
ですが、後が続きません。
時刻は間もなくお昼…。
中流域の役場前もデッドスローエリアの為、
通過するついでにクランクベイトのドラッギングを試します。
「HU-300」を使用して4~5mレンジを探ります。
しばらく流して
単発で追加します。
更に4m~5mレンジを手返し良く探れる様にルアーチェンジ。
「バクラトスイマー」を選択します。
いかにも釣れそうな岩盤の張り出しで
シャッドテール、やはり当たりルアーなんでしょうか?
2017年7月25日(火)
ポイント:早明浦ダム
天気:くもり
水温:28.5℃~29.5℃
使用ルアー:田内→サカマタシャッド6インチ NAOTO→スイングインパクト3インチ(ジグヘッドリグ)
●12:00~PM2:00
しばしの休憩…。
お昼を過ぎてドンドン暑くなってきます。
涼しいであろうエリアを求めて流入河川のバックウォーターを巡りますが、
どこも流入量が少なく良い雰囲気がありません。
ただ、不意に単発でバイトが訪れます。
「サカマタシャッド6インチ」にて。
こちらは浅い岩盤エリア。
こちらは深いレンジ。
「マイティママ」のテキサスリグにて。
どうにも単発フィッシュが続きます。
上でも下でもポロポロ釣れる…そんな状況。
迷いが出てきます。
そして時折、ナイスフィッシュのチャンスが訪れます。
今度はNAOTO…
岩盤エリアにて
「ここで掛けても切られそう…。」
そうです、そう言うとヒットするのです。
そしてしっかり切られるのです。
どうにかこのバラシ癖を直さなければなりません。
時間的に僕たちの集中力が続かない午後2時。
気分転換に水中カメラで撮影会を行います。
しかし、水がクリア過ぎて魚が撮影範囲に入ってくれません。
それならばと、水中に沈んでいる橋の下側を撮影する事に。
【動画はコチラ】
2017年7月25日(火)
ポイント:早明浦ダム
天気:くもり
水温:29.0℃~29.5℃
使用ルアー:田内→ウォブルシャッド3インチ(ダウンショットリグ) NAOTO→ロブスター3インチ(フリーリグ)
●PM2:00~PM4:00
時刻はいよいよ夕マズメへと向かっていきます。
この時点で、まだ明確なパターンが掴めていません。
水深は?動きは?底質は?
あらゆるシチュエーションで単発ながら釣れてしまいます。
自分たちが一番可能性を感じるルアーで探って行くことに。
しばらく反応が無い時間がありましたが、
その沈黙を破ったのは…
NAOTOのフリーリグでした。
そして何かを掴んだNAOTO…
この後、最後の追い上げがあります。
2017年7月25日(火)
ポイント:早明浦ダム
天気:くもり
水温:29.0℃~29.5℃
使用ルアー:NAOTO→ロブスター3インチ(フリーリグ) ウェイブモーション(ジグヘッドワッキー)
●PM4:00~PM6:00
ここからはNAOTOの独壇場です!
最終的にNAOTOが出した結論は
岬と立木が絡むエリアの中層。
そして僕の考えを加えて、流れの当たり易い
アウトサイド側に位置する岬。
そこを重点的に攻めていきます。
すると、フリーリグとジグヘッドワッキーを使い分けてNAOTOが連発!
立木のバスにはジグヘッドワッキーで、
岬のボトムではフリーリグを使用。
途中、ゲリラ豪雨もありながら…
NAOTOは連発!
その間、僕はノーバイト(笑)
ビッグワンを狙ってルアーを「ジョインテッドクロー178」へ変更します。
7匹目で打ち止め!
僕はジョイクロにてワンチェイスノーフィッシュでした…。
最後の時間は流れ込みにてスイムベイトチャレンジ!
NAOTOが選んだのは「ギルヘッドスイマー」。
僕は動画撮影の準備をします。
すると準備中にいきなり隣でフッキング!
ギルヘッドスイマーのテールが無くなっています…。
撮影準備を待ってくれなかった罰ですね(笑)
ルアーを「ガンタレル」へ変更し撮影開始。
動画はコチラ
そしてここでタイムアップ!
午後6時にスロープへ戻り、この日の釣りを終えました。
結果、最大サイズ48cmの2人合計19匹!
少し厳しい釣果となりました…。
最後にレンタルボート屋さんの方にこの頃の傾向を聞いてみると…
この時期の早明浦ダムは減水が激しく、魚も減水を見越して
既にディープエリアへテリトリーを移している様子との事。
水深8~10m前後が安定して釣れていた様です。
特に大きいサイズは流れの強い流入河川かディープに寄る傾向が
強いとの事で…
僕たちの考えはどこかズレていたみたいです。
次は8月末頃に早明浦ダムリベンジをしたいと思います。
ディープ攻略、チャレンジしてみます。
また、次回は8月7日~8月8日にボート2号機の準備と、
ついでに時間があれば何かしら釣りをすると思います!
そしてここから番外編を少し…。
【番外編】
夜に少し時間があったのでシーバス釣行へ。
高知県と言えば、アカメや大型シーバスも有名です。
ポイントはとある河川です。
路駐問題さえ気をつけて頂ければ、釣り場はたくさんあります。
その中の1つがコチラ。
有名ポイントなのか県外ナンバーの車を良く見かけます。
このポイントには先行者が居た為、歩いて移動します。
対岸に移動し、常夜灯の下を覗くと…
シーバスが優雅に泳いでいます。
ベイトフィッシュも沢山!
たぶんイナッコですかね?
ベイトサイズは7~10cmほどです。
しばらく狙いますが、反応なし!
そこでNAOTOに提案してみます。
「ジグヘッドワッキーを投げてみては?」と。
そして1投目…
まさかのキビレゲットです(笑)
この魚で満足し、片付けの為に早めの帰宅。
次回はシーバス・チヌ狙い、ありかもしれません。
*橋の上からの釣りは禁止されています。
また、高知県でシーバス釣りをされる場合はウェーダーを
使用することでポイントが大幅に増えます。
ウェーダーで釣りをされる場合、
必ず明るい時間帯にポイントの下見をしてください。
急な段差や傾斜が多くあります。
安全には十分注意してください!