田内 & NAOTO の
四国パラダイス
「つりどうぐ一休 寝屋川店 店長 田内」
と
「高知県在住 パラダイス案内人 NAOTO」
でお送りする四国パラダイス!
チャレンジ企画もあり!
ブラックバスだけでなく、ソルトウォーターフィッシングにも挑戦します!
さて、第一回目となる今回はブラックバス釣行!
四国でブラックバス釣りと言えば、
【徳島県 旧吉野川】【高知県 早明浦ダム】【愛媛県 野村ダム】などが有名です。
もちろん、これらのフィールドも良く釣れるのですが…
これら以外にもダム湖や野池がたくさん存在しており、
中にはパラダイスと化しているフィールドもあります。
時期や時間によってパラダイスへと変貌する四国のフィールド…
釣り天国か!?それとも…?
最初のフィールドとして選択したのは【高知県 大渡ダム】
大渡ダムと言えば、前出のメジャーフィールドには及ばずとも、
高知県内では名の知れたフィールドの1つ。
時折、プロが訪れて釣りをしている事もあり、動画等でご存知の方もいらっしゃると思います。
つりどうぐ一休 寝屋川店よりYahoo地図にてルート検索すると…
有料道路優先で369km 所要時間は5時間20分
大渡ダムの拡大はコチラ
形は1本筋のダム湖。
スロープがあり、マイボートを降ろす事が可能。
ダム自体にレンタルボート屋はありませんが、
四国内で現地までボートを運んで来てくれるレンタルボート屋があります。
規模はそこまで大きくは無いので2馬力エンジンやエレキのみでも全域で釣りは可能です。
(実際に僕たちはゴムボートに36lbエレキのみで釣りをしています。)
そして第1回目と言う事でチャレンジ企画を開催!
テーマはこちら!
2017年6月26日(月)
朝6時より釣りを開始!
お昼12時までの6時間、トップウォーター縛りにチャレンジします。
ポイント:スロープ~ダムサイト
天気:くもり
水温:21.5℃
使用ルアー:田内→SK-POP グランデ 平村チューン NAOTO→シャワーブローズショーティー
●AM6:00~AM7:00
先ずはスロープより下流方向、ダムサイトへ向けて探っていきます。(写真右方向)
準備の段階からスロープ周りでブルーギルが小魚を
追いかけており、水面が騒がしい状況。
岩盤沿いに流していくと、岸際のボイルがちらほら…。
追われている魚が小さい事から、NAOTOがPOP-Xへとルアーをチェンジ。
2人ともポッパーで探っていきます。
すると先ずはNAOTOのPOP-Xへバイト!
しかし、残念ながら掛からず…。
続いて僕のSK-POPが炸裂します!
こちらはしっかりフッキング!
幸先よく1匹目をゲットします。
スロープからダムサイトへの距離は近く、直ぐに到着。
ブイ周りを攻めますが、見えるバスは多いものの不発…
対岸へ渡り、釣り上がっていきます。
対岸も同じくポッパーで探ります。
ブルーギルはかなりの頻度でバイトをしてきます。
リアフックのフェザーを引っ張り、まるでポッパーが
浮きの様にヘコヘコと動き続けています。
そんな中、時折バスもバイトしてきますが…中々フッキング出来ず。
苦戦を強いられます。
バイト自体はそこそこ高頻度である為、
せめて水面に出るシーンを撮ろうと試みました。
ポイント:スロープ~大渡ダム大橋(第一カーブ)~第二カーブ
天気:くもり
水温:21.5℃
使用ルアー:田内→SK-POP グランデ 平村チューン NAOTO→POP-X
●AM7:00~AM9:00
ひたすらにポッパーを投げながら、少しずつ釣り上がります。
やはり時折、バスらしきバイトはありますが様々なシチュエーションで
ランダムに出る為、絞り切る事が出来ません。
そんな中で再び、僕(田内)にヒット!
更に連続でバイト!
サイズは小さいものの、バイトは激しく楽しいポッパーゲーム!
大渡ダム大橋より上流へ向けては右岸・左岸共に
シチュエーションがコロコロと変わるエリアです。
人工的な護岸があったり垂直岩盤があったり…
かと思えば土底の緩やかな岬があったり。
未だ全く状況が掴めず、片っ端から良さそうに見えるポイントへ投げていきます。
そして少しずつバスを追加していきます。
僕のSK-POP グランデに!
可愛いサイズ。
釣れる時間帯に出来るだけ数を伸ばしたい…
しかし魚にはそんな気持ちは伝わらず。
時間経過と共にトップへの反応が薄くなっていきます。
そして反応がなくなるAM9:00ころ…。
NAOTOがおもむろにガンタレルへと手を伸ばします。
フローティングビッグベイトはトップウォーターと主張しながら投げた1投目…。
(リトリーブで潜っていくガンタレル…)
すると岩陰から魚影が飛び出し、ギラッと反転する姿が!
まさかと思いながらNAOTOの竿を見ると、弧を描いています!
しかし!!!
ファイト時間約2秒…。フックアウト…。
うなだれるNAOTOの姿。
こっそりと写真に収めようかと思いましたが、あまりにも負のオーラが
強かった為にシャッターを押す勇気が出ませんでした。
ポイント:第二カーブ~第三カーブ~第四カーブ
天気:くもり 時々 雨
水温:20.5℃
使用ルアー:田内→SK-POP グランデ 平村チューン NAOTO→POP-X(時々ガンタレル)
●AM9:00~AM11:00
そして痛恨のバラシより完全にバイトがストップ。
第三カーブより水の濁りが強くなり、水質もあまり良くない様に見えます。
スピニングタックルをチラ見しながらも、ポッパーを投げ続けます。
小さな支流や流れ込みでは魚の姿を確認できますが、
ポッパーへの反応はありません。
ガンタレルへのチェイスはありますが、こちらもバイトには至りません。
気分転換に水中カメラを沈めてみます。
(ブルーギルは確認できますがバスは…。)
気づけば2時間ノーバイト。
チェイスがあるポイントをチェックしながら更に上流へと釣り上がります。
ポイント:第四カーブ~バックウォーター
天気:くもり 時々 雨
水温:19.5℃
使用ルアー:田内→SK-POP グランデ 平村チューン NAOTO→POP-X(時々ガンタレル)
●AM11:00~12:00
引き続きノーバイトの時間が続きます。
満水時は水の中に沈む家の屋根跡(写真中央の陸地)や、
そしてバックウォーター手前の流れ出し…
ここから流れ出している水が濁っており、
上流~中流は全体的に濁りが発生しています。
これまで投げ続けるものの、こちらも魚の反応は得られず…
気づけば昼の12時を迎えてトップウォータータイム終了。
トップウォーター縛りで結果6匹(サイズは平均25cmほど)となりました。
明らかに下流域の反応が良く、濁りが出始める中流域~上流域は厳しい様子です。
しかしこれはトップウォーターのみで釣りをした場合です。
昼12時以降はトップウォーター以外も使用して魚を探していきます。
ポイント:バックウォーター~第四カーブ
天気:くもり 時々 雨
水温:19.5℃
使用ルアー:田内→ホグホグホッグ 5gテキサスリグ NAOTO→イージーシャイナー2 インチ(ダウンショットリグ)
●12:00~PM1:00
バックウォーターより釣り下りながら様子を見ていきます。
先ずは流れ出しの流れが当たり、
更に別の流れ込みが隣接する岩の張り出しを探ります。
すると、その岩陰にナイスサイズのバスの姿が!
慎重にキャストするも、魚は濁りへと…。
まだ居ると信じて距離を置き再びアプローチ。
するとNAOTOのイージーシャイナー2インチにバイト!
見えていたバスより小さくなってしまいました。
更にイージーシャイナー2インチで連発!
ヒットシーンはコチラ!
どんどん引き出してきます!
1箇所から3匹引き出した所で下っていきます。
バックウォーターから離れると再び反応がなくなります。
ポイント:第四カーブ~第三カーブ~第二カーブ
天気:くもり 時々 雨
水温:20.5℃
使用ルアー:田内→フリックシェイク4.8(ジグヘッドワッキーリグ) NAOTO→カットテール5インチ(ジグヘッドワッキーリグ)
●PM1:00~PM3:00
残りの時間を水の状態が良い下流域に費やす事にし、
ハイスピードで下っていきます。
しかしその道中、急激な睡魔に襲われて僕が撃沈…。
操船を交代し、NAOTO1人で頑張ってもらいます。
約1時間の睡眠…。
ふと目が覚めると、何やらNAOTOから真剣な雰囲気が…。
何やら岬の先端へ執拗にアプローチを繰り返しています。
聞くとガンタレルにてバイトがあったとの事。
フォローに選択したのはカットテール5インチ。
よく見ると良いサイズのバスが浮いています。
しばらく行方を見守りますが、ついにバイトした魚は…
サイズが…明らかに違う…。
この魚に先ほどのデカバスがついて来てしまったので時間を開ける事に。
僕もここに来てスピニングタックルを手に取ります。
岸際にフリックシェイク4.8をフォールさせるとヒット!
やはり下流域は反応良好!
更に冠水したブッシュ際へキャストすると、勢いよくバイト!
この日の自身最大サイズがジャンプ!(30cm後半ですが…)
そしてお決まりのバラシ。
この流れ…この日はここまでお互いに、良いサイズ全てをバラしています。
何やら不穏な空気…。
それはさておき、巻き物でも反応が!スピナーベイトはスーパーイラプション。
ダブルヒットも飛び出します!
夕方に向けて再度、活性が上がってきた様子。
ポイント:第二カーブ~第三カーブ
天気:くもり 時々 雨
水温:20.5℃
使用ルアー:田内→マルチカーリー8.5インチ NAOTO→SR-Xグリフォン &カットテール5インチ(ネコリグ)
●PM3:00~PM5:00
高活性な時間、大きいサイズを釣りたいと思い、
僕はロングカーリーをチョイス。
NAOTOはトップウォーターで探りながら、
良さそうなポイントへはカットテール5インチをキャストしていきます。
ロングカーリーにすればサイズを選べる…
なんて言うのは甘い考えだった様で、直ぐにバイトが!
しかし、フッキングでワームだけ取られてしまいます。
気を取り直して再チャレンジ…。
またまたバイト!
次はテールだけ取られます…。
そしてPM5:00…。
再び、デカバスの居た岬へ向かいます。
NAOTO VS デカバス(推定50cm)
使用するリグはカットテール5インチのネコリグ!
少し距離を置いた状態でも既にバスの姿が確認できます。
1投に集中し、キャスト!
岬状に張り出した岩の下へ吸い込まれる様に飛んでいくカットテール…。
「これは食ったやろ!」と言ってしまう様な見事なアプローチ!
着水の瞬間!躊躇なくバスが口を開いてバイト!
直ぐに乾いたドラグの音が響きます!
まずはジャンプ一発、同時に「デカイ!」と…。
しかし、ここで思い出すのは、この日の狙った様なナイスサイズ連続バラシ。
その流れを断ち切るかの様に順調なやり取りで魚を沖へ誘導します。
沖へ出してからの第二ラウンド!
今度は下へ下へと激しいツッコミを見せます。
そこでNAOTOが呟きます。
「切れそう…。切れるなよ…。」
その言葉から5秒ほど後…
「あああぁぁぁぁ~~~!!」
叫び声が虚しく響き渡りました…。
ポイント:第三カーブ~第二カーブ~第一カーブ
天気:雨
水温:21.0℃
使用ルアー:田内→クリーパー NAOTO→POP-X
●PM5:00~PM7:00
ラインブレイクで放心状態のNAOTO。
間もなく日暮れと言う事で、
トップウォーターで探りながらスロープを目指します。
終了間近で強い雨が降りだし、一気に暗くなっていきます。
ラストのドラマを信じて投げ倒します。
そしてPOP-Xに、
朝同様にバイトは出始めますが、
やはりフッキングに至らない魚が多いようで…
(写真はありませんが、雨の強いタイミングで同サイズを2本追加)
そして、この魚を最後に釣りを終了しました。
結果、2人で18匹!
パラダイスとまではいきませんでしたが、トップウォーターで9匹出すことが出来ました。
サイズも狙うことができるフィールドだけに悔やまれますが、夏にリベンジしたいと思います!
そして2日目は別のダムへ…。
まさか、この日の流れを翌日まで引きずるとは思ってもいませんでした…。