田内 & NAOTO の
四国パラダイス
「つりどうぐ一休 寝屋川店 店長 田内」
と
「高知県在住 パラダイス案内人 NAOTO」
でお送りする四国パラダイス!
第一回の第二部(2日目)!
2日目もブラックバスを狙いダムにゴムボートで浮きます!
こちらは前日の大渡ダムと変わって、マイナーなダム湖…。
その名も【高知県 永瀬ダム】
この永瀬ダムは高知県ではそれなりに知られたフィールドの1つですが、
全国的には無名も無名かと思います。
ボートだけに限らず、オカッパリでの釣りも可能なフィールドで、
スロープ周りと一部のバックウォーターは人気ポイントになっております。
つりどうぐ一休 寝屋川店よりYahoo地図にてルート検索すると…
有料道路優先で335km 所要時間は4時間43分
永瀬ダムの拡大はコチラ
複数の川筋が存在するダム湖。
メジャーフィールドで言うと池原ダムなどがこの形に近いです。
規模は…池原ダムよりかなり小さいですが…。
この形状の特徴はそれぞれの川筋で状況が異なる場合があると言う所。
それぞれ水深や流れの強さも違うため、
どれか1つの筋が爆釣なんて事も珍しくありません。
実は2週間前にもこのダムに訪れていたのですが、
その時は梅雨真っ只中の放水中で貯水率22%の大減水。
そして今回は数日前の大雨で貯水率が67%まで回復。
水位で見ると目測で10m程の大増水です。
そして濁りが入り、流木も多数…。
釣果情報などもない為、状況が読めない中での出船です。
今回は濁りと浮きゴミ(主に流木)によってトップウォーター縛りは断念。
まずは魚を釣ろうといつもの釣りを展開していきます。
2017年6月27日(火)
ポイント:スロープ~舞川・物部川合流地点
天気:くもり
水温:22.0℃
使用ルアー:田内→スーパーイラプション NAOTO→POP-X & フラットバックジグ3/8oz+キッカーバグ4インチ
●AM7:30~AM8:30
朝はのんびりと準備して7時30分より釣り開始。
先行者は1艇。
トップウォーターで釣りをしながら上流へと船を向けていました。
僕たちは違う筋を選び、舞川・物部川の合流時点へ向け流していきます。
NAOTOは一応、様子見でPOP-Xをキャスト。
僕は濁りの中でアピールできるスーパーイラプションを選択。
すると、僕のスーパーイラプションに直ぐに反応が!
ボート際寸前でバイト!
30cm半ばのブラックバス!
幸先良いスタートです。
そのまま、どんどんと進み…
その後反応がないまま、舞川・物部川合流へ到着。
橋脚も異常なし!
ここから舞川方面へと釣り上がっていきます。
(写真右側方向)
ポイント:舞川・物部川合流地点~舞川第二カーブ
天気:くもり
水温:21.5℃
使用ルアー:田内→シマノラバージグ+バイズクローポートリー4インチ NAOTO→D-ZONE & フラットバックジグ3/8oz+キッカーバグ4インチ
●AM8:30~AM9:30
舞川へ入ると流木が岸際に集まり、ゴミ溜りが形成されています。
NAOTOはフラットバックジグ+キッカーバグをセット。
ゴミ溜りにダイレクトキャスト!そして…
カバー下には可愛いサイズ。
その後となりのカバーでもヒットするものの、
バラしてしまいます…。
NAOTOはカバー直下はサイズが小さいと判断、
その周りをD-ZONEで探ることに。
直ぐにバイト!
サイズが伸びません…。
続いては僕がラバージグを選択。
先ほどと逆のスタイルで探っていきます。
カバーに入れると反応が返ってきます!
アフターから回復しておりこのサイズでも引きは強いです。
楽しい展開ですが…これも30cmほど。
そして、第二カーブに差し掛かる頃、
この日一回目の事件が起こります…。
第二カーブには取水塔があり、水を吸い込んでいるポイントがあります。
そして傍らには浮きブイがあります。
NAOTOはその際をラバージグのスイミングでテンポ良くサーチ。
するとボートから約1m程の至近距離で
ナイスバスが口を開けて飛び出してきます!
推定40cm後半…もしかしたら50cmUPかも?
とにかくナイスなバスです!
そして、ワンテンポ待ってからフッキングモーションに入るNAOTO…。
弾丸の様に飛んでくるラバージグ…。
そう、フックアップに至らずです…。
前日より、確実に悪い流れが続いています…。
ポイント:舞川第二カーブ~バックウォーター
天気:くもり
水温:21.0℃
使用ルアー:田内→ユニオンスイマー NAOTO→ガンタレル & フラットバックジグ3/8oz+キッカーバグ4インチ
●AM9:30~AM11:00
水の動くポイントにデカバスは居ると判断し、
スピードを上げてバックウォーターを目指します!
途中流木に阻まれながら…
そして続いての事件は僕(田内)に訪れます…。
岸際にある大きめの岩にゴミ溜りが絡むポイント。
ラバージグを投入し着水した瞬間!
水面を割る勢いでバイトが!
フッキング時に伝わるこの日一番の重量感!
「絶対にバラシてはいけない!!」
なんて思う暇もなくフックアウトしました…。
そして数々のゴミを抜け、
パラダイスと化している…
そう信じて疑わなかったバックウォーターに到着!
雰囲気は最高にあります!
これはビッグベイトでしょ!とガンタレルを投入。
ゆっくりと泳いでくるガンタレル…。
チェイスは無し。
続いては僕、ユニオンスイマーを投入!
するとバスのチェイスが!!
ユニオンスイマーと同じ大きさのバス!
そんな事をしていると岸際でボイル発生。
すかさずガンタレル!
チェイスはありますが…バイトには至りません。
パラダイス…そう呼ぶには程遠い状態。
何より魚影が非常に少ない様子です。
早々に見切りを付けて移動することに…。
移動前にクリアな水と濁った水の境目にある
ゴミ溜りにカメラを沈めて撮影し下流へ向かいます。
(後日映像を見ると複数のバスの姿が!)
ポイント:舞川バックウォーター~舞川・物部川合流地点
天気:くもり
水温:21.5℃
使用ルアー:田内→シマノラバージグ+バイズクローポートリー4インチ NAOTO→ガンタレル & フラットバックジグ3/8oz+キッカーバグ4インチ
●AM11:00~12:00
この後、ラバージグでカバーを攻めるものの、反応はなく…
先ほどの取水塔もかなり流木が集まり攻めることが出来ません。
厳しい時間に突入です。
そしてここで魚探のバッテリーが切れてしまいます。
幸い、何度も訪れているダムなので地形はある程度把握しています。
続いては物部川の筋を釣り上がっていきます。
ポイント:舞川・物部川合流地点~物部川第一カーブ
天気:くもり
水温:—-℃
使用ルアー:田内→HU-150 & シマノラバージグ+バイズクローポートリー4インチ NAOTO→フラットバックジグ3/8oz+キッカーバグ4インチ & カットテール5インチ(ネコリグ)
●12:00~PM14:00
筋が変わると再び反応が出始めます。
まずは僕のHU-150に可愛いサイズ。
更に1匹追加します!
小さいもののクランクフィッシュは楽しいです!
NAOTOのラバージグにも、
可愛いサイズがガッツリバイト!
比較的活性は高め!
フィネスリグを投入すれば数釣りも楽しめそうな状況ですが…
前日の流れを断ち切りたく、引き続きある程度の
ボリュームを持ったルアーを投げていきます。
続いては僕のラバージグに。
こちらもカバーが絡むポイントにて。
この日はカバー+ハードボトムで反応が多く得られています。
ここに流れが加われば、サイズアップも狙える状況。
更に上流へと目指します。
丁度、合流地点と第一カーブの中間地点。
橋脚が絡むポイントに差し掛かります。
この橋脚、過去の実績は十分ですが…
不発…。
ポイント:舞川・物部川第一カーブ~バックウォーター手前
天気:くもり 時々 雨
水温:—-℃
使用ルアー:田内→バイズクローポートリー4インチ(テキサスリグ) NAOTO→イージーシャイナー2インチ(ダウンショットリグ)
●PM14:00~PM15:00
第一カーブにある岩盤の岬。
NAOTOがついにフィネスリグを投入!
直ぐにバイトがありますが、
予想通りのサイズ…。
そして第一カーブを回ると不思議な光景が飛び込んできます。
水中から青々とした葉を付けた竹が飛び出しています。
しかも、岸際ではなくダムのど真ん中です…。
更に進むと…
土砂崩れです。
一見、豪華なカバーに見えますが…
近づくと定期的に上から小さな石が落ちてきており、
更に崩れてきそうな状態…。
流石に魚も近づかないのか反応は無し。
そして沖目に流されている竹にて…
NAOTOがゲット!
僕のスピナーベイトにも同サイズがアタックしてきましたが、
フッキングする事が出来ませんでした。
そしてバックウォーターの手前に到着。
侵入を拒む壁と化した流木たち。
これ以上は進めません。
流木の際を探ると、僕のテキサスリグにヒット!
下へグングン突っ込むファイト!
今回はバラさずランディング!
やっとサイズが上がって40cm程のバスをゲット!
そして引き返して下っていきます。
ポイント:舞川バックウォーター手前~舞川・物部川合流地点
天気:雨
水温:—-℃
使用ルアー:田内→フリックシェイク4.8(ジグヘッドワッキーリグ) NAOTO→カットテール4インチ(ネコリグ)
●PM15:00~PM16:30
折り返しより、2人でフィネスリグを投入!
そして雨が強く降ってきて状況が変わっていきます。
実はこの永瀬ダムは、夕マズメにパラダイスへと変貌する可能性を
秘めたダムなのですが…
その時間が丁度、PM3:00頃から。
そしてNAOTO曰く、ピークを迎える時刻がPM7:00との事。
(1週間ほど前にオカッパリ2時間の釣行で50cmUP頭に爆釣していた模様)
その理由は定かではありませんが、
翌日に向けての水位調整を目的とした放水があるのでは…
と考えています。
実際に、夕方より流れが強くなる事は事実。
小規模なので放水の影響を多大に受けると思われます。
さてここからが本番!?
先ずは僕のフリックシェイク4.8に可愛いサイズ!
着水後すぐにラインが走ります!
そしてNAOTOのカットテールにも同サイズが連発!
雨が強くなり撮影が難しくなってきた為、
一部写真が抜けておりますが…
このサイズは更に活性が上がったのかコンスタントに釣れていきます。
そして僕のフリックシェイク4.8がラスト1個になった時…
いきなりサイズアップ!
こちらは40cmに少し届かないサイズ。
その後もバイトは続いていきます!
お互いにワームのストックが足りなくなる勢いです!
ダブルヒットも飛び出し…
ラッシュを満喫しました!
そしてラストへ向けて…最後の事件が…。
ポイント:舞川・物部川合流地点~上韮生川流入河川
天気:雨
水温:—-℃
使用ルアー:田内→バイズクローポートリー4インチ(テキサスリグ) NAOTO→シャワーブローズショーティー
●PM16:30~PM18:30
合流地点へ戻り、ルアーを再びテキサスリグへ戻します。
小さな岬に点在する岩へとキャスト!
するとラインが横へ走ります。
すかさずフッキング!
しっかりとした重量感が手元に伝わります。
濁りで魚は見えませんが、良いサイズの予感…。
するとジャンプ1発!!
「デカイっ!」
沖へ誘導します。
流石に16lbラインを巻いているテキサスロッド…
余裕を持ってファイトをしていると、バスの最後の抵抗猛ツッコミ…
ふっと軽くなる竿先…
言葉も出ませんでした…。
しかし、ラッシュタイムに突入しようと言う時間!
気を取り直して投げ続けます。
また直ぐにバイト!
フッキングミス…。
更にバイト連発!
またもバラシ…。
一度崩れたリズムは戻せません…。
一気にエリアを変えてリズムをリセットします。
そして上韮生川へ船を進め、
再度テキサスリグで探ります。
再びバイトラッシュ!
サイズは可愛いですが、連発です!
同じサイズを4匹連続でゲット!!
するとNAOTOが、反応を見るためにワームを変えて
みては?との提案。
フリックカーリー4.8に変更してみます。
すると反応が一気になくなります…。
その瞬間にNAOTOが一言、
「今日はエビ祭りか…。」
そのまま上韮生川へと流れ込む河川の最上流まで向かいます。
こちらも濁りとクリアな水の境目が出来ています。
テキサスリグを濁りに投入!
直ぐにバイト!しかし、フッキングミス。
同じポイントに再びキャスト、そして…
30cmちょっとのバス!
このサイズが再び連発で更に3匹ゲット!
NAOTOはひたすらにシャワーブローズショーティーを投げます。
そしてついに水面炸裂!
しかし、フッキング出来ず…。
更に続けて水面炸裂!!
またもやフッキングミス。
魚は居ますが、思うようにリズムが合いません。
終了時刻間際、最後に僕は水中カメラを沈めて見る事に…。
NAOTOはラストのドラマを信じてジョイントギル116Sを投げます。
(上は濁ってますが、下はかなりクリアな水質です。)
そして、反応がなくなったのでスロープへ向けて引き返します。
最後まで諦めず、ビッグワンを狙うNAOTO!
そしてジョイントギル116Sへアタックするバスが!
しかし乗らない…。
再び、バイト!!
またもや掛からず…。
そんなフッキング出来ないサイクルが5~6回続き、
ついにフックアップすることなく…
この日の釣りを終えました…。
そして最後に撮った写真。
とても神秘的な景色。
今回はこの上韮生川の筋が時間的に攻めることが出来ず、
それが少し心残りですが…。
時間も時間なのでここで終了。
結果、2人で29匹程の釣果でした。
2日目もサイズが伸ばせず…
良いサイズを全て逃すと言う
不甲斐ない結果となってしまいました。
これはこのままでは終われません!
と言う事で、次回は7月3日(月)に
この永瀬ダムへリベンジ致します!(予定)
更にチャレンジ企画も発動します!
乞うご期待!
【番外編】
高知県ならでは…では無いと思いますが、
高知県内の一部のローソンで販売されている
ある「おにぎり」があります。
ばくだんおにぎりと名のついたコチラ。
1個でかなりのボリュームです。
味・ボリューム共に文句なしのおにぎり。
もし見つけたら、一度ご賞味してみては?
オススメは「たまごやき」です!(笑)