池原ダム釣果情報
(葛の葉店)
2017年11月1日
ご覧いただいてありがとうございます!
リザーバー福山です!
11月1日(水)、池原ダムへ
釣りに行って来ました
前回、10月19日に釣りに行った時は
まだマイナス18メートル以上の
減水傾向にあった水位でしたが
10月22日の台風21号の影響で
一気に15メートル以上、増水して
池原ダムはほぼ満水に近い状態になりました
大阪方面から車で行く場合
169号線の最後のローソンを過ぎたあたりで
崩土があったようで現在通行止めという事で
迂回路もはっきり分かっていなかったので
先週は行くのを断念しましたが
吉野土木事P奈良県吉野土木事務所のHPに迂回路が載っていたので
それを見て行けそうだったので行くことに決めました
6時にボート桟橋に到着すると
やはりその水位に驚かされます
出船してから沖側から見てみると
どれだけ水が増えたのか一目瞭然で
左の写真が台風前、右の写真が台風後で
左の写真の地すべりしている茶色い部分の上ぐらいに
今回の浮き桟橋が移動している状態です
数年前に一度だけ、こんな水位の時がありましたが
滅多に見る事ができない景色です
(ちなみにこれが今年の春先の
水位が最も低かった時の写真です)
とりあえず、いつものように前鬼筋へ向けて
ボートを走らせます
橋から水面までが一気に近くなっていて
春先に見えていたこんな地形は
今となっては水深20メートル以上の底になっていて
そんな場所を攻める準備もしていないので
最上流バックウォーター(BW)を目指して進んでいくと
一筋の泡のようなものが湖面に残っていて
まさか、もっと早くに来ている人がいるのではと思い
BWの手前まで来ると、やはり1艇のボートが浮いていて
もうすでに下流側を向いていたので
「上流の方に行ってもいいですか?」と一声かけて
上がって行くと、大岩の側に木くずが溜まっていて
その脇をジャバシャッドのノーシンカー(NS)で
引いてみると、木くずの中からすっ飛んで来て、ガバッ!
しかし、上手くフッキングせずで
ガッカリしていたら、その木くずの下から
ワラワラと10尾以上の40センチアップのバスが出てきました
BWまで来ると、透明度はかなり高く
結構なバスの姿は見えるのですが
かなり怯えている様子で全然反応しなく
唯一、高速に動くときにだけ
微かに反応することが分かりましたが
非常に難しい状態の魚ばっかりで食わせきれず
一応、流れの一番強い最上流まで行ってみましたが
バスの姿はなく
少し下流の吊り橋まで下ってくると
「キーッ!キーッ!」という鳴き声を発しながら
吊り橋を猛スピードで猿が渡って行きました
すごい光景だなと思いながら
近くの大岩の岬状のポイントで
表層より少し下を高速で攻めるべく
チャターベイトのジャックハンマーを巻いていたら
表層で小さなベイトフィッシュがパッと散った瞬間
下からドーンと食ってきました!
すかさず合わせて、グングン下に突っ込んで行く引きを味わって
ボート際まで寄せてきて、40センチぐらいあるなーと
口をつかもうと思った瞬間、ポロッ。
残念ながらバラしてしまいました
そのまま下流へ流していくと
木くずが多く、チャターやクランクなどの巻物では
引きにくくなってきたものの
ジャバシャッドでは濁りの中ではパワーが足りないと思い
ワンベイツのプロトワームのNSならボリュームがあるし
少し沈めても誘えるので
木が水面まで覆いかぶさっているオーバーハングの下を
スキッピング(水面を跳ねさせるキャスト)で探って行き
木くずの脇を通していたら、木くずの下から
ガバァーッ!と水面にもんどりうって食ってきました
しっかり合わせて、強烈な引きに耐えて
ボート際まで寄せてくると、予想していたより遥かに大きく
推定55センチオーバーのビッグサイズで
何とかしてキャッチしないとと思った矢先
バスが最後の抵抗で首を左右に振った瞬間
ポーンッとワームが口から外れて、宙を舞っていました
思わず、「アーッ!」と声に出して
しばらく放心状態でした
かなりショックでしたが、まだ8時半で
まだまだ大丈夫だと気持ちを切り替えて
下りながら探って行くと
サイズはそんなに大きくなさそうでしたが
同じように2回バイトがあったのに
上手くフッキングできなかったので
ワームに少し切れ込みを入れて
フックが出やすいように調整したりすると
またもや同じようなオーバーハングでバイト
ようやくフッキングに成功して
無事にキャッチ
今度はがっつりフッキングしていて
先ほどのバスもこれぐらい掛かっていたらと
恨めしく思ってしまいましたが
このバスも42センチとナイスサイズでした
朝からバイトはあったもののキャッチできずでしたが
ようやく9時過ぎに一尾目を
釣り上げることができました
それからもう一度、前鬼筋BWへ向けて
対岸を上がって行きましたが
時間だけが過ぎただけで
全然反応が無く、BWの見えているバスも
相変わらず難しい状態だったので
白川筋へ移動して、中流の少し切り立った岬状の
ポイントを探っていると
今度はジャバシャッドのNSに
濁りの中から浮上してきて食ってきました
よく引きましたが、余裕のあるファイトで
難なくキャッチすることができました
濁りの中の割には模様のはっきりした
キレイは37センチのバスでした
さらに上流の方へ移動して
前回見る事の出来なかった
白川本流と白川又川の合流地点を横目に
白川筋本流をどんどん上がって行くと
久しぶりに放水口まで行くことができ
結構な水が流れていたので
その流れのよれている場所にバスが潜んでいるのではと考えて
下流側のブッシュ際をジャックハンマーで巻いてくると
木の横を通り過ぎたぐらいに、ゴンッ!
すかさず合わせると、流れに乗って強烈に引きますが
何とか耐えて、流れの緩やかな所に誘導して
今度は無事に取り込めました
思い通りの場所で思い描いていた通りにバイトしてきた
嬉しい37センチでした
下流側のよれに居たのだから
上流側にも居るかもと探ってみると
沈んだブッシュの下から追いかけてきて、バクッ!
しかし、しっかり食い込んでおらず
もう一度通すとまたもや食ってきましたが
フッキングできずで、さすがに3度目はありませんでした
ここまで満水になったらどこまで行けるのか
気になったので、魚はいないだろうなーと思いつつも
上がって行くと、生コンクリート工場や上北山温泉が
見えるぐらいの所まで行くことができました
ここまで来るとさすがに透明度は高くなっていましたが
やはりバスはいなかったので
白川又川まで戻ってきて
有名な倒木やBW付近を探ってみますが
特に反応はなく
流木止めのオイルフェンスに溜まっていた
流木脇から一度だけ飛び出してきただけで
それ以外は反応が無かったので備後筋へ大移動することに
備後筋もかなり上流の方まで上がって行くことができ
流量の多い流れ込みや雰囲気のある岩盤で
探ってみましたが、思いのほか魚っ気が無く
BWにはかなりの流木が溜まっていて
行くことはできませんでしたが
途中、昔の土砂崩れの跡にできた
いかにも魚が溜まっていそうな流れ込みにも
バスの姿はなく
もう残り時間も少なかったので
ダムサイト周辺のトボトスロープ横に行ってみると
普段、駐車場になっている場所が水没していて
柵だけが見えている状態でした
結局、その後バスからの反応は得られず
16時半になったので、この日の釣りを終えました。
朝のバラしたビッグサイズが悔しい一日となりましたが
普段なかなか見る事ができない景色も見れて
数年ぶりの満水の池原ダムを満喫できました。
使用タックル
①ロッド エバーグリーン テムジンコブラ TMJC-65M
リール メガバス アルファスito 103L-Ai
(スプール ダイワSLPW アルファスSVスプール 105)
ライン サンライン FCスナイパー 10ポンド
②ロッド ノリーズ ロードランナーVOICE HB680M
リール メガバス TD-ito103ML
(スプール ダイワSLPW スティーズSVスプール 105)
ライン 東レ BIGBASS フロロ 12ポンド
③ロッド アブガルシア ファンタジスタ FDNS-61L MGS
リール ダイワ 15ルビアス 2508PE-H
ライン デュエル スーパーエックスワイヤー4 0、8号(PE)
〈リーダー ライン バークレイ バニッシュウルトラ 3、5ポンド(フロロ)〉
使用ルアー
①ワンベイツ プロトワーム NS
②エバーグリーン ジャックハンマー 3/8オンス
(トレーラー エバーグリーン ツインテールリンガー)
③イマカツ ジャバシャッド4、5インチ NS
偏光グラス
キラーループ、サイトマスター
レンタルボート店
ワンアップヒライさん
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